所在地名称
照源寺 
所在地住所
東方1350番地 
指定文化財
政餘雕玉
松平定綱及一統之墓所
照源寺山門
照源寺の夫婦マツ
絹本着色 日本風景図
 
解説
東海山泥おん院と号す。
浄土宗。
寛永元年(1624)桑名藩主松平定勝が死去したため、その子の定行が創建。
定行は伊予松山へ移封したが、その弟定綱が桑名藩主を継いだので、松平家の菩提寺として存続。
明治23年(1890)、に本堂改築、内陣は能舞台として使用できるように作られている。
戦災を受けなかったので、落ちついた境内を残している。
墓地には「松平定綱及一統之墓所」があり、藩主ら28基の墓石がある。
うち藩主の定勝・定綱・定儀・定和は遺骸を、定輝・定信・定永は遺髪を納める。
また定綱逝去の際に殉死した樋口助右衛門(智光院)、福本伊織(智徳院)の墓もある。
裏山には国指定天然記念物「金龍桜」があったが、枯死した。
現在は分植した若木が境内で育ち、一重と八重の花が同じ枝で同時に咲く珍種である。
境内には「夫婦マツ」があり、「山門」は創建当時のものである。
松平定信歌碑・宗九歌碑・西村徳右衛門碑・佐藤義一郎碑・佐藤信之助銅像・平岡潤詩碑などがある。
寺宝として「政餘雕玉」、小田野直武筆「日本風景図」、伝楊貴妃所蔵仏舎利などがある。
アクセスマップ
この地図は「志るべ石」より掲載したもので縮尺は正確ではありません。