所在地名称
徳蓮寺 
所在地住所
多度町下野代3171番地 
指定文化財
紺紙金銀阿惟越致遮経巻下
徳蓮寺の小絵馬
 
解説
真言宗東寺派で無畏野山と号し、本尊は虚空蔵菩薩で日本三虚空蔵菩薩の一つに数えられています。寺の縁起によれば、元は三輪宗中蓮寺という寺があり、壬申の乱で焼失したと伝えられています。そして、弘法大師が、この地を訪れた際に本尊を造られ、五つの寺院を建てたとされています。その後、天災などで何度も被害を受けましたが、その都度村人らによって再建され、江戸時代には徳蓮寺と改称し現在にいたっています。本尊は7年に一度開帳され、寺宝には、「紺紙金銀阿惟越致遮経巻下(県指定文化財)」や「釈迦涅槃図」などがあり、多数の「絵馬」も納められています。