【宇賀遺跡】
 
弥生〜古墳時代の遺跡です。
大きな溝からは水の量を調節する堰(せき)が発見されました。
鍬や木包丁などの木製の農具も出土したことなどから、遺跡の近くで水田農耕が営まれていたと考えられます。
平成11年に発掘されました。


 
発掘後の全景です。
大きな溝が曲がって流れているのがよくわかります。
  水の量を調節する堰です。
木の杭が400本以上も打ち込まれていました。
  堰を発掘しているところです。
壊れやすいので慎重に掘っています。
 
 
     
 
稲の穂を摘み取るための木包丁です。
ギザギザの刃がよく残っています。
  縄文土器の甕が桑名市で初めて出土しました。
煮炊きで使ったのでしょうか。
煤(すす)がついています。