指定文化財区分
県指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
工芸品 
指定文化財名称
太刀 銘(表)元和八年戌五月吉日(裏)勢州桑名住 藤原勝吉
たち めい(おもて)げんなはちねんいぬごがつきちじつ(うら)せいしゅうくわなじゅう ふじわらかつよし
数量
1口 
形状
刃長68.8cm
年代
江戸時代 
指定日
昭和54年3月23日 
所有者名
多度大社 
所有者住所
多度町多度1681番地
管理者名
 
解説
太刀の作者である藤原勝吉は千子正重一派の刀工といわれ、元和8(1622)年に製作されたものです。村正は室町・鎌倉時代の桑名の刀工で、同銘は代々受け継がれ江戸の初期まで続きます。しかし、徳川家が村正の刀を嫌い、大名や旗本が帯刀をさけるようになったため、4代目以後は「千子」と改称したといわれています。