指定文化財区分
国指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
書跡 
指定文化財名称
紙本墨書神宮寺伽藍縁起并資財帳(竹帙添)
しほんぼくしょじんぐうじがらんえんぎならびにしざいちょう(たけちつぞえ)
数量
1巻 
形状
幅27.3cm・長さ434.3cm
年代
奈良時代 
指定日
明治37年8月29日 
所有者名
多度大社 
所有者住所
多度町多度1681番地
管理者名
 
解説
神宮寺の創建の経緯や当時の伽藍の様子、さらには寺が所有していた経典や仏具などについても記されています。これによると、神宮寺は天平寶字七(763)年に多度神の宣託により満願禅師が創建し、天応元(781)年に諸堂が完成したことがわかります。建物には三重塔や仏堂・僧坊などがあり、仏像・仏画なども納められていました。造営にあたっては伊勢国だけでなく尾張や美濃国からも寄進を受けていることから、当時から幅広い信仰を集めていたとおもわれます。