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| 指定文化財区分 
  |   |  | 県指定文化財 |  | 指定文化財種別 |  | 有形文化財 |  | 指定文化財種類 |  | 考古資料 |  | 指定文化財名称 |  | 木簡(柚井遺跡出土1号) もっかん(ゆいいせきしゅつどいちごう)
 |  | 数量 |  | 1点 |  | 形状 |  | 全長19.8cm 幅2.4cm(中央部) 厚さ0.4cm |  | 年代 |  | 平安時代 |  | 指定日 |  | 平成12年3月17日 |  | 所有者名 |  | 桑名市博物館 |  | 所有者住所 |  | 京町37番地1 |  | 管理者名 |  | 桑名市博物館 |  | 解説 |  | 昭和3(1928)年耕地整理の際、多数の木製品・土器とともに検出されたものである。 木製品には斎串、火切用具などの祭祀関係のものが注目され、「萬」「福」などの吉祥句を書いた墨書土器も多く、近隣の多度神社及び多度山と関係する祭祀品一括と考えられている。
 材質は杉材と思われ、上端と下端に切り込みをもつ典型的な付札木簡である。
 「櫻樹郷守部春□□□籾一斛」の墨書が確認される。
 近年、木簡の検出は全国的なものであるが、本木簡は昭和3年の発見という学史的にみても極めて稀有なことであり、県内における考古資料としての価値はもちろんのこと、学史的な見地からも貴重なものである。
 
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