指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
典籍 
指定文化財名称
翠関雑記
すいかんざっき
数量
14冊 
形状
縦27.2cm、横19.5cm 
年代
江戸時代 
指定日
昭和58年9月13日 
所有者名
桑名市博物館 
所有者住所
京町37番地1 
管理者名
桑名市博物館 
解説
 紙本墨書・袋綴/東里翠山筆 東里翠山(1786-1867)は桑名藩重臣吉村宣浚の号で、翠関、翠隠等とも号した。
翠山は昌平校に学び藩の執政となったが、文化の頃隠退して風流を楽しんだ。
これは、翠山が見聞したこと等を記したもので、藩政、藩主の事跡、郷土誌、典籍、漢籍、神道、仏典、兵学、民俗、芸能、本草、音曲、書画など広い範囲を対象としている。
第一冊は文政七年(1824)、第二冊は文政九年(1826)、第三冊は文政十一年(1828)、第四 冊は天保二年(1831)、、第五冊は天保五年(1834)、第六冊第七冊は天保九年(1838)、第八冊は天保十年(1839)、第十一冊は天保十二年(1841)、第十二冊は弘化二年(1845)の紀年があり、第九冊十冊十三冊十四冊は奥書きが無いので成立年は不明である。
また、各冊に「写来手自校」「桑名東里翠山家蔵」の朱方印がある。