指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
工芸品 
指定文化財名称
刀 金象嵌 銘 和泉守兼定 金象嵌 銘 鳴神
かたな きんぞうがん めい いずみのかみかねさだ きんぞうがん めい なるがみ
数量
1口 
形状
最長91.8p 
年代
室町中末期 
指定日
昭和59年7月10日 
所有者名
鎮国守国神社 
所有者住所
吉之丸9番地 
管理者名
鎮国守国神社 
解説
 松平定信の遺愛品。
「守国神公御遺事」にこの太刀についての記述があるので抜粋する。
 鎭國公御差料ノ御刀和泉守兼定作銘ヲ鳴~ト云(中略)年久ク用ヒ玉ヒシ者ナレバ~劍ニ納メ玉フ鳴~ノ御刀ハ昔武田信玄ノ刀ナリシが穴山梅雪ニ傅ヒソレヨリ荒川氏ニ傅フ鎭國公御幼少ノ時暫ク荒川家ニ養ハレ玉ヒシ時参ラセシ者ナルが後御婿酒井雅樂頭忠C朝臣へ引出物トシテ賜り玉フ平生殊ニ之ヲ愛シ王ヒ目貫風~雷~ナリケレバ鳴~ト名付玉ヒヌ或時有司ノ申ス所御心ニ應ゼザリシカバ鳴~が 承知セヌト宣ヒシトゾカゝル遺愛ノ品ナレバ酒井雅樂頭忠以朝臣ニ懇請シテ納メ玉ヒシナリ中小身ニ篆書ニテ鳴~ノニ字裏ニ和泉守兼定ト金象眼アルハ酒井忠用朝臣ノ為サレシナリ
  表銘 和泉守兼定(金象嵌)
  裏銘 鳴神(金象嵌)