指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
記念物 
指定文化財種類
史跡 
指定文化財名称
桑名米穀取引所跡
くわなべいこくとりひきしょあと
数量
 
形状
1.411u 
年代
明治27年12月29日 
指定日
昭和41年11月22日 
所有者名
桑名市 
所有者住所
中央町2丁目37番地 
管理者名
桑名市 
解説
 現在の新築児童公園となっている1,411uの全域に、明治27年(1894)12月29日から昭和6年(1931)12月同所が閉鎖となるまで、37年間桑名米穀取引所があって、日本米価史上特異な存在として全国に名声をとどろかした。
新築一帯は明治13年(1880)田地5,000坪を埋め立てたところで、取引所を中心に40数軒の仲買店が軒を並べ、さながら別世界の賑わいをみせ、相場通信連絡には旗信号を利用し、多度山を中継所として名古屋に報じた。
取引所の 前身桑名米市場の創始は天明4年(1784)で、その後間断なく続き、新築に移転する以前は殿町にあり、大阪堂島、東京蛎殻町、山口赤間関(下関)の3ヶ所と共に注目され、また桑名の夕市は翌日相場の指標として重要視せられた。