指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
記念物 
指定文化財種類
史跡 
指定文化財名称
伊藤武左衛門実房・伊藤武左衛門実倫墓
いとうぶざえもんさねふさ・いとうぶざえもんさねのりはか
数量
2基 
形状
A 実房 総高:132cm
B 実倫 総高:156cm 
年代
桃山時代 天正11年9月 
指定日
昭和41年11月22日 
所有者名
仏眼院 
所有者住所
南魚町35番地 
管理者名
仏眼院 
解説
 A 伊藤武左衛門実房の墓は2段、正面中央に「常光院殿静斎蘭香大居士」両側に「天正十一癸未年九月廿五日」(1583)
 B 同実倫の墓は3段、正面中央に「自性院殿秋天観智居士」両側に「慶長八癸卯年八月九日卒」(1603)
 両者は父子である。
伊藤武左衛門実房は戦国時代の桑名東城主初代といわれ、織田、豊臣両氏に仕えた。
現在の桑名城跡内に東城を構えていたが、2代実倫の時、東城から退いて地侍となり、以後小網町に屋敷を設け、地侍の筆頭と なり江戸期を通じ、代々町政の肝煎役、町年寄となった。
実房の没年は明らかであるが、出生年は分明でない。
実倫は享年83である。