指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
絵画 
指定文化財名称
絹本着色 東照神君画像
けんぽんちゃくしょく とうしょうしんくんがぞう
数量
2幅 
形状
A:88.8cm×39cm B:87.8cm×41.7cm 
年代
江戸時代 
指定日
昭和41年11月22日 
所有者名
桑名・中臣神社 
所有者住所
本町46番地 
管理者名
桑名市博物館 
解説
 A 東照神君像 この図は、天海僧正(1536-1643)が家康の没後狩野探幽(1602-1674)に命じて描かせた七幅の内の一幅であると伝えられる。
天海の没後天海の弟子で、桑名仏眼院(桑名宗社神宮寺)住職春海に与えられたものである。
 この画像は礼拝の対象とされた東照神君像で、束帯姿で神殿風の室内に座し狛犬を従えている。
作者の狩野探幽は、家康の厚遇を得て江戸狩野の基を築いただけに、家康の特徴をよくとらえているといえる。
 B  家康画像 この図の作者は不明である。
前図のような神君像ではなく束帯姿の肖像画で、顔付きはかなり若く壮年の家康像と推定される。