指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
考古資料 
指定文化財名称
銅鏡及び古鈴
どうきょうおよびこれい
数量
3面1個 
形状
1 縁高さ5.5mm、径9.3cm、重さ76g
2 縁高さ7.0mm、径10.7cm、重さ97g / 縁高さ6.5mm、径11.1cm、重さ99g
3 最径9cm 
年代
平安後期、古墳時代 
指定日
昭和38年4月22日 
所有者名
桑名・中臣神社 
所有者住所
本町46番地 
管理者名
桑名市博物館 
解説
1 菊枝蝶鳥鏡 平安後期、青銅土中古、花形中隆座鈕、細線単圏、直角式細縁、峻鋭な箆彫に豊肉を添え、しかも婉麗な実用鏡の佳作品である。
2 山吹双鳥鏡 二面 1面は青銅土中古、捩菊低座鈕、細線単圏、外傾式細縁、太箆の平面彫成ながら界圏を幹にして、瀟洒に回旋描写し妙趣がある。
他の1面も青銅土中古、捩菊低座鈕、細線単圏、外傾式細縁、紋様は山吹というも梅花にも似る。
前者に比し細箆で摩滅もひどくない。
3 古鈴 一口/青銅製/古墳時代 三 個または四個の鈴を環によって連結したもので、馬鈴として胸繋などに垂したと考えられているが、詳らかではない。
日本では三鈴が普通で、五世紀頃の古墳から出土することが多い。
この古鈴の出土地は明らかではない。