指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
書跡 
指定文化財名称
沢庵禅師書簡
たくあんぜんじしょかん
数量
1巻 
形状
紙本墨書 24.8cm×121.6cm 
年代
江戸時代 
指定日
昭和34年7月17日 
所有者名
長寿院 
所有者住所
北寺町31番地 
管理者名
長寿院 
解説
 沢庵宗彭(1573-1645)は大徳寺の住職であったが、紫衣事件によって出羽へ流罪となった。
紫衣事件とは、従来朝廷が高僧に紫色の法衣を与えていたのに対し、幕府が無効としたため、沢庵等は幕府の処置に反対し、後水尾天皇は退位を決意したと伝えられる。
沢庵は後に許され、将軍家光に重用され、品川東海寺の開山となった。
この書状は、かねて親交のあった松平定綱(当時は淀城主、後に桑名藩主)が見舞のため脇息を贈った礼状である。