指定文化財区分
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| 市指定文化財 |
| 指定文化財種別 |
| 有形文化財 |
| 指定文化財種類 |
| 工芸品 |
| 指定文化財名称 |
銅鐘
どうしょう |
| 数量 |
| 1口 |
| 形状 |
| 総高142.1cm、口外径82.4cm、肩幅56cm、竜頭下幅26.7cm、竜頭高さ27.2cm、太さ9.1cm、撞坐径13.9cm |
| 年代 |
| 江戸時代 |
| 指定日 |
| 昭和34年2月27日 |
| 所有者名 |
| 仏眼院 |
| 所有者住所 |
| 南魚町35番地 |
| 管理者名 |
| 仏眼院 |
| 解説 |
八葉九房蓮華形、鋳造年代寛永15年(1631)、作者(冶工)近藤丹波目(さかん)藤久(京都三条釜座の工匠)鐘銘「桑名春日大明神廟鐘銘并序」三宅正堅撰。
この梵鐘は明治初年まで桑名神社・中臣神社の神宮寺にあったもので、廃仏毀釈の令により、神宮寺取払いの厄に会い、同6年頃東金井徳元寺に買収されたものである。
その後太平洋戦争中、供出命令の折、慶長以降の梵鐘、仏具、家庭用銅資材もまた挙げられて、この鐘も熔かされる運命にあったが、伊東富太郎・竹内文平両氏の奔走により、
危機寸前に救われた。近年、徳元寺の廃寺により、南魚町仏眼院に移管された。
北勢地域最古の梵鐘である。
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