指定文化財区分
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| 県指定文化財 |
| 指定文化財種別 |
| 有形文化財 |
| 指定文化財種類 |
| 絵画 |
| 指定文化財名称 |
金地着色 祭礼図屏風
きんじちゃくしょく さいれいずびょうぶ |
| 数量 |
| 1雙 |
| 形状 |
| A 160.8cm×352、B 161cm×352.1cm |
| 年代 |
| 江戸時代(初期) |
| 指定日 |
| 昭和32年10月10日 |
| 所有者名 |
| 十念寺 |
| 所有者住所 |
| 伝馬町53番地 |
| 管理者名 |
| 十念寺 |
| 解説 |
A 獅子舞図 団扇形金地画面に、獅子舞を中心に花笠踊・田楽踊を描き、見物衆を配している。 B 水掛祝図 扇面形金地画面に水掛祝いを描いている。 水掛祝いは、正月に前年結婚した聟に水を掛けて祝う風習で広く行われていたが、寛文の頃に禁止されている。 安土桃山時代から江戸初期にかけての風俗画は作者不詳でも名品が多く、この風俗屏風も画面の構成、人物の表情、衣裳の丹念さなどすぐれた手法が認められ、有力な町絵師の筆になるものと推定される。
なお、一双共朱文円廓内方形の「忠□」の印があるが、現在のところ作者は詳らかでない。
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