指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
民俗文化財 
指定文化財種類
有形民俗文化財 
指定文化財名称
春日神社御膳水井 附 桑名藩より御膳水通達書
かすがじんじゃごぜんすいい つけたり くわなはんよりごぜんすいつうたつしょ
数量
1基・1通 
形状
29.4cm×16.0cm(和紙) 
年代
江戸中期 
指定日
昭和47年5月24日
附 昭和61年12月15日 
所有者名
桑名・中臣神社 
所有者住所
本町46番地 
管理者名
桑名・中臣神社 ・ 桑名市博物館 
解説
 往昔、桑名は現在のJR、近鉄名古屋本線が在る所より東は飲料水になる水がなかった。
この井戸は本来神供用として用いられていたが、明治元年9月25日明治天皇が桑名お泊りの際、水質のよいこの井戸水を御膳水として供された。
 その後市民の飲料水に開放され、氏子・町民の産湯に至るまで、日常生活に大いに恩恵を受けていたのである。
通達書「御膳水井」を一般に開放する旨の文書である。
  袋書:明治三年四月廿一日 桑名藩より御膳水通達書、昭和47 年5月24日、「春日神社御膳水井」は市指定有形民俗文化財に指定されたが、「御膳水井」を一般に開放する旨の文書を「附 桑名藩より御膳水通達書」として追加した。