指定文化財区分
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市指定文化財 |
指定文化財種別 |
有形文化財 |
指定文化財種類 |
工芸品 |
指定文化財名称 |
古萬古 オランダ写手焙
こばんこ おらんだうつしてあぶり |
数量 |
1口 |
形状 |
径22cm、高20cm |
年代 |
江戸時代後期 |
指定日 |
平成2年8月7日 |
所有者名 |
桑名市博物館 |
所有者住所 |
京町37番地1 |
管理者名 |
桑名市博物館 |
解説 |
手焙とは、手を焙るための小さな火鉢のことで、特に厳寒の頃、茶席において手を温める目的で愛用された用具である。 全体は青白釉で、描かれた瑞獣・瑞鳥・花唐草は黄釉を主とし、赤絵とは別の趣で異国情緒を充分取り入れたものである。 当時としては前衛的であったと思われる。 口縁部の雷文と裾部の雁木輪文(がんぎわもん)は染付で、底には染付の書き印で「萬古」とある。
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