指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
有形文化財 
指定文化財種類
工芸品 
指定文化財名称
三草集版木
みくさしゅうはんぎ
数量
25枚 
形状
一枚の大きさ12cm×59cm(桜材) 
年代
文政11年(1828)〜12年(1829) 
指定日
平成元年2月20日 
所有者名
桑名市博物館 
所有者住所
京町37番地1 
管理者名
桑名市博物館 
解説
  桜材 松平定信(1758〜1829)の自筆本刊行は、「三草集」と「花月草紙」のみである。
 「三草」とは、秋草三種の名を付けた、「蓬(よもぎ)」(享和〜文化年)、「葎(むぐら)」(文化初年〜9年)、「浅茅(あさじ)」(文化9年〜文政6年)の総称で、これは刊行時の版木である。
 定信は、享和年間(1801〜03)以降の詠歌数千首の中から自ら選び、北村李文に選ばせた九百余首が収められ、文政10年(1827年)に上梓、文政11年〜12年にかけて宮 田六左衛門によって彫られた。