指定文化財区分
市指定文化財 
指定文化財種別
記念物 
指定文化財種類
史跡 
指定文化財名称
森陳明之墓
もりつらあきのはか
数量
1基 
形状
140cm 
年代
明治時代 
指定日
昭和41年11月22日 
所有者名
十念寺 
所有者住所
伝馬町53番地 
管理者名
十念寺 
解説
 正面「森陳明之墓」(松平定敬書)、三面に墓銘あり(明治八年十月高松徳重撰、江間政発書)。
この墓を建てた若槻陳義は森陳明の長男、父姓森氏を避け若槻氏に復した。
十念寺門前には仰忠会による「桑名義士森陳明翁墓所」(昭和8年)碑がある。
戦後墓地を横断する道路ができたため、この墓地は道を隔てた一角になり、また昭和44年築土し施工されて、森家の墓所にまとめられた。
桑名藩士森陳明(つらあき)は、松平定敬侯京都所司代に在職中、公用人として 公を助け、勤王佐幕のことに心を砕き、戊辰戦争当時は、公に従って函館に立て籠ったが、敗れてのち、朝廷は桑名藩より反逆の主謀者を出だせと命じた時、陳明進んで全藩に代わって出頭し、明治2年11月13日東京深川藩邸で死に就いた。
年44歳、法号智勇院清挙忠誠義剣居士。
九華公園には、別に殉難旌節の「精忠苦節」の碑がある。